2024年 1.1 能登半島地震
のととひみ復興共創ネットワーク
視点と役割
能登の復興なくして氷見の復興なし!
能登が揺れれば氷見も揺れる。
能登が傷つけば氷見も傷つく。
これは今回の地震だけでなく、経済面、特に観光面でも言えることです。
氷見市有数の観光スポットの氷見番屋街は能登観光の入り口として年間100万人以上の観光客が訪れており、市内にある宿泊施設や飲食店も能登観光の一翼を担っていました。なんせ「能登半島国定公園・氷見温泉郷」と言ってPRもしていたのです。
さらにはブリをはじめとする魚食文化や発酵文化、黒瓦の家並みなど多くの共通点があり、というか、氷見も能登地域なのです。だって廃藩置県のすぐあとには氷見市は石川県(金沢藩)だったのですから。
2024年1月1日に起きた大地震では富山県氷見市でも多数の家屋が全半壊しました。現在もその片付けに市民は追われています。また市内の宿泊・飲食業も断水が続いたことで、1月はほとんど売り上げがない状態になっています。
しかし一方で奥能登をはじめとする能登各地は、さらに甚大な被害を受け、氷見市民も早くから親族・親戚、友人・知人のつてを頼って能登各地の救援・支援に入っています。
能登の復興なくして氷見の復興もなし。
互いの復興がともになされなければ、能登半島地震からの復興は成り立たちえない。そんな思いでこのネットワークは立ち上がりました。
役割
このネットワークは、氷見市内の有志のゆるいつながりを表現したものです。氷見市内の被害にも対応しつつ、特に奥能登の復旧・復興にも貢献していく。そのときどきに必要とされることをやっていきたいと考える個人・事業者・団体の連絡調整係になりたいと思っています。
当面のプロジェクト
氷見市内の水道が全面復旧する一方、七尾市以北の水道の復旧が早くても3月、遅いところは4月と発表されたことから、当面は以下の2本のプロジェクトを進めていきます。
■奥能登支援 ひみ拠点プロジェクト
氷見市は既に復旧関係事業者の拠点の1つになっており、市内にある旅館などの宿泊施設は確保が難しくなっています。
そこで民間の支援団体向けに、民泊スタイルの家や一棟貸しの空き家、地域の各種施設などを用意します。
■奥能登支援 炊き出しプロジェクト
既にそれぞれ取り組んでいますが、氷見市内の料理店などの協力を得て、奥能登地域の避難所等への炊き出しの支援を行います。
■(検討中)民間ボラバスプロジェクト
各地のボランティアの受け入れ体制ができたら氷見からボランティアバスを出せたらと考えています。
奥能登支援ひみ拠点プロジェクト
七尾市まで30分、穴水まで1.5h
自動車専用道の能越道を使うと氷見市から七尾市までは30~40分で行けます(金沢よりも近し)。
北陸新幹線 新高岡駅から30分
氷見市へは新高岡駅から車で30分ほどです。新高岡駅周辺には複数のレンタカー店があります。高岡から氷見市へは鉄道だとJR氷見線、バスだと高岡駅、新高岡駅から路線があります。
名古屋からだと加越能バスで3時間半ほどで氷見市内に着きます。
氷見の家は大きいよ
統計上も氷見市の民家は日本有数の大きさを誇ります。8畳くらいの部屋であれば、1階に8部屋、2階に2部屋あったりします。これは旅館ですか? というくらいの一棟貸しできる空き家がありますので、ぜひご活用ください。
数人から数十名まで対応可能
ネットワークで確保している物件は1~2人の受け入れから10~20人の受け入れも可能です。
多様な拠点スタイル
個人や数人に対応した民泊スタイルや個室を5部屋以上確保できる一軒家スタイル、また集会所や空き校舎など合宿スタイルで数十人泊まれる場所も用意できます。
拠点の利用料について
拠点の利用料については、物件によって異なりますが、実費(水道光熱水費ほか)相当額を基本に応相談でございます。
二次避難場所としても利用可能
すぐ住める状態の物件は少ないですが、片づければ二次避難的な暮らしの場所として使える空き家もあります。ご相談ください。
学生ボランティアは無料もあり!
既に学生の中にも奥能登の災害ボランティアに入っている人がいますが、これから長期休暇に入る学生向けに無料の物件も確保しています。学生さんもご相談ください。
問い合わせ
立ち上げ人:サントス(佐藤文敬)
e-mail:noranorahimi@gmail.com
募集中!
氷見市内の方で、能登地域のためにできることなどを互いに情報交換できる方を募集しています。ぜひご連絡ください!